真っ白な地は怖いから
踏みしめて回った。
何も無い色が怖いから
自分の跡を狂ったように付けた。
何も 何も無い世界
心の中に広がる 何も無い世界
誰も踏み込めないから、自分で傷付ける。
誰も入れてあげないから、君を撥ね付ける。
君がそこに不躾に 土足で踏み込むから
僕はまた怖くなって
君を傷付けた。
君がそれでも血塗れで留まるから
僕は逃げ回って
自分を傷付けた。
『大丈夫』
ここには他に守るべきモノは無いから
『心配しなくていい』
『ココニイサセテ』
だけど、それはとても苦しくて、
きっと僕は耐えられない。
この銀世界に 君と僕の足跡が、
例え同じ方向を向いていても、
君には僕の足跡は付けられない。
僕は君の足跡にはなれない。
早く、楽になろう。
君を心の中で傷付けながら、
「それでもイイって言うのならね」
白く解けて このまま
………君はそれでも 愛してくれるの?
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やってまいました…意味不明な、SSとは名ばかりの難解な詩を。これが井上文体なんです;(謎
どこがアッスマじゃー!とお思いの方ばかりでしょう…ハイ、ごめんなさい。
『』がアッスの言葉で「」がスマの言葉です。(説明しても分からないと思う;)
えーとコレはPlastic Treeの ツメタイヒカリ へのオマージュというのは言いすぎ…ですけど
私はあの曲の詞が切なくて切なくてたまらんのです。それを絵と文にしたかったんです。
離れないように手をつないで二人で、ねぇ、このままで見えなくなろう
雪に埋もれて 僕は死んだふり 君は笑ってみてる
「ひとつ」にはなれない僕ら いつか二人の距離がとおくなる
限りなく 限りなく 白くなれ、嘘の世界----------
って3箇所が大好きなんです。切なくて聴くといつも泣いてしまうんです。
プラはほんとーにイイです。聴いて下さい(それが言いたかったのか)
≪BacK