「
ネ
ガ
ポ
ジ
」
歪んだ愛情が舌をくぐって網膜に伝わるから、
僕はちゃんと、笑って貴方に応えるんだ。
最後の結末も、
貴方の願いも、
僕の不幸せな未来も 分かっていたから、
僕は貴方の虚空を抱く虚構の腕にだって、
何度も泣きながら、鳴きながら、嘘の夢を抱くよ。
震える声が欲しいなら、
いつだって喉を焦げ付かせてあげる。
ずっと、騙された振りで。
ネガに貼りついた現実を、
反転したらポジティヴな夢想。
現像して、幻想を垣間見て、
焼き増して、泣き出して、
いくつも嘘の世界を貴方へ。
段々増えてゆく、
本当をくるりと裏返した
嘘と感情のポラロイド。
ネガなんてない、
現実なんて一つしかない。
反転して、焼き増した"今"なんて存在しない。
くくっ、と喉の奥で洩れた、
含み笑いが消えるまで、
貴方は僕に気付かない。
ずっとこのまま現実を
捻じ曲げて信じた僕を、愚かだと信じながら、
貴方は最後に
僕を殺すだろう。
出来るだけ非道いやり方で、
僕を裏切るだろう。
・・・・ああ、なんて僕は幸せなんだ。
*Negative&Positive*
2005-2002.T・U・E.WhiteBox.Rin Inoue.Josefine-kainahime
う。痛っ。
自虐的。妄想的。しかも自嘲気味。
って、そんなつもりではなかったのに。
ちょっと鬼畜目差したはずなんですけどね。
出来てしまえば何か違うものに。
まぁいいか。本当の嘘、って感じで。
(↑プラを知らない人には分からないじゃんよ・・)
つーかかなり意味不明駄文。
前回で素直に文を書く、と言いながら、また元に戻ったり。
いいさ、これは本当に単発。
詩だから。詩。所詮3分程度で出来た代物。
解説もしないしあがきもしない。
好きに考えて下さい(不親切・・ヤケとも言う)
[BacK]
[ToP]