ルナティック、サイコティック
























今日は現のへりで夢の中。

朧なアレがゆらゆらしてる。

僕はひとり夜の中。

草むらのガソゴソいう音に含み笑いしながら、

そのまま知らない振りをした。



血潮。

血潮。


僕には無い子宮がブクブク言って、

白い透明な粘りを醸し出す、裏側。

引き離された処女膜とおんなじもの、

そんなにおいと心地イイ頭痛がふらふら。

無理強いを愛する神みたく、

たまにはいいかも、そんな気分も。






さぁ、外に出よう。

体温が下がるなんて野暮言わないでさ。

さぁ、外でしよう。

体温だったら南極に居たって38℃。

高熱出して、狂い始めたら、

何にもなくなるから、頭の中には。


短い絶叫、長い電流。

頭の端まで届いたら、

後は失神するフリだけで。

濡れた唇に残るから、

最後まではそんなフリしてあげない。

・・・だって、ちゃんと嚥下したいでしょ?






寄りかかる岩の影から映った円い月。

かかった雲は何かを隠したげで、

そんな空に、僕はうすら嘲笑いを捧げた。

ときたま出る嗚咽に、顔をたびたび歪ませながら。





























僕はひとり現の隅っこ。

ゆらゆらくらくらまどろみながら。



あぁ、重くて大変だ。

服だってまだ乱れてるのに。



だぁれもだぁれもいない広い庭。

草むらに足をくすぐられて、

たまにゾクリとしながらフラフラ歩いていくよ。

ゴソゴソモゾモゾ動いて持ちづらい荷物を抱え。



ぼんやり浮かぶアレは白くて、

僕をもっと兆発し始めた。



ルナティック、サイコティック。

危ぶまれた現実を置いてきぼりに、

僕の手から放たれる黒いビニール袋。


ガサゴソガサゴソ五月蝿いけど、

どうせ誰もいないから。

僕は含み笑いをして、

そして知らない振りをした。


































「今日は満月だから、血がいっぱい出るんだよね」












「ねぇ・・・・・・・君で試して、いい?」
















*gore*
2005-2002.T・U・E.WhiteBox.Rin Inoue.Josefine-kainahime






・・・恐。
本日の満月を見ながら浮かびました。


私はいつも満月を見ると、
ああ、今日はいっぱい血が出るんだ〜
と、少しどっかにイきます(何
まぁ勿論、実際出しちゃだめですけど。
こう・・夢想の中でニヤリとしてます。


んで、まず内容じゃなくてタイトルが浮かんできて
一気に書いたわけですが、
もっと自分ではサイコな感じにしたかったのに
イマイチです(汗
ルナティック・サイコティックってタイトルに
あんまし見合ってないような。


ヱロは過ぎるぐらい追加されちゃったんですが。
(いつのまにか)
・・・夜に外でですか。若いね、君たち。


本当はバラバラ死体にしたかったんですけど
そしたらビニールの中でゴソゴソはしないんでやめました。
だからまだ生きてます。あの中で彼は。
ああ惨い。(なら書くな)


というか、この抽象的に書かれたヱロ部に
ニヤリとする方は、是非お友達になって欲しいもんです(笑
んで、ヱロを夜明けまで語りたいです(何
勿論、実際のヱロをですよ・・・ははははは。


いや・・・イヤっていう程抽象的すぎて、
多分殆ど意味不明で分からないとは思うですが・・・
いつも以上にね・・(汗)すいません。






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